それではビッグバンセオリーエピソード1の最後のパートです。
Third Scene
ハワードとラージがやってきます。


“It’s fantastic. Unbelievable.”(すごいよ。信じられないよ。)
YouTubeなどでスティーブン・ホーキングを見たことある方ならわかるかもしれませんが、彼は自分の声帯で声が出せないので代わりにコンピューターの声で会話をします。ハワードはそのコンピューターの声のモノマネをしてるのですが、似ていておもしろいです。ハワードは時折色々な人のモノマネをするのですがどれも似てて笑ってしまいます。これからもどんどん出てくるので楽しみにしててください! 直訳すると「〜するまで待つ」ですが、会話のフレーズとしては「〜をお楽しみに、〜したら驚くよ」という意味で使われます。何か驚いたりワクワクするようなことがあって、相手にもそれをシェアするときなどに使われます。 e.g.(髪をばっさり切ったあとに)Wait till you see me! 「会うのお楽しみに!(見たらびっくりするよ!)」 残念ながらレナードの期待するようなお願いではなかったですね(笑) とてもよく使われる表現でお願い事をする前置きとして使われます。”favor”とは「お願い事、頼み事」という意味です。”Can you do me a favor?”という表現も一緒に覚えておくといいですね。もっと丁寧にしたい場合、”May I ask you a favor?”などとも言えます。前回紹介した”mind if“と組み合わせるのもありですね。”Do you mind if I ask you a favor?”(前回の記事はコチラ)これに対する返事としては、レナードのように”Sure.”や他にも”Of course.”などが適切です。「えー、お願いにもよるかな」という場合は”It depends (on what it is).”と答えてもいいでしょう。 「〜しても良い」という表現です。もちろんペニーのように肯定文でも使えますが、質問文でも使えます。 e.g. Is it okay if I sit here? (ここに座ってもいいですか?) 知ってる方も多いとは思いますが、”probably”とは「おそらく、多分」という意味です。あえてピックアップしたのには理由があります。経験上、日本人学習者は「多分」と言いたいとき”Maybe.”を使う人がとても多いと思います。”Maybe.”は、ネイティブの人の場合、それが起こるか起きないか50/50(フィフティ・フィフティ)のときに使います。「わからない」と言ってるのとほとんど変わらないのです。一方で”probably”というのは70-80%くらい確かなときに使われます。ですので日本語で言う「多分」は”probably”が一番近いのかなと思います。 結局ペニーの”favor”とは元カレのところに行ってテレビを取ってきて欲しいというものでしたね。 次のシーンはそこに向かう車の中でのシーンです。 前回 “should have”を取り上げましたが、今回は”could have”が出てきました。”could have”は「〜してもよかった、もありえた(が実際にはしていない、起きていない)」という意味です。ここでもシェルドンは部屋に残ることもできたが実際にはレナードについてきた上でこの表現を使っていますね。 「君も〜していない」という表現です。”I don’t”に対して「君も〜ない」なのでここでは”neither do you”になっていますが、もし”I won’t”であれば”neither will you”、”I’m not” であれば”neither are you”のようにそれに合わせて変化します。似た表現で”Me, neither.”もありますが、この”neither + 助動詞 + 主語”の方がより口語的です。 肯定文の場合は”so”を使う ここでは否定文でしたので”neither”が使われていますが、肯定文の場合”So do you.”のように”so”を使います。 次のシーンはテレビをもらうのに失敗して、レナードとシェルドンが部屋に戻ってきたところです。 このフレーズは「〜したらどうですか?」など、基本的には相手に提案をするときに使われる表現です。ですが、今回みたいに命令とまではいきませんが、日本語では「〜して?、〜してもらっていい?」という、ちょっとした「お願い」のようにした方が自然な訳になることも多いです。ここで「服着たら?」だと少し違和感がありますよね。 似た表現で”Why don’t we…?“という表現もあります。こちらは「一緒に〜しませんか?」という相手を誘う表現です。 これは「おごるよ」という表現です。”It’s on me.“が基本ですが、”it”の代わりに”dinner”や”lunch”などのように具体的な名詞を入れても使えます。他にも、”It’s on the house.“という表現がありますが、これはお店側が使う表現で「お店が持ちますよ・サービスです・無料です」という意味です。 ハワードがちょっとかっこつけてるのがとても好きです。あと、ハワードの歌ってるのもおかしくて笑っちゃいます。このときペニーも笑ってラージの方を見るのですが、これは演技ではなくハワードがおもしろくてペニーも素で笑っちゃってるように見えます。そんな理由もあって僕はこのシーンがすごい好きです。 では最後のフレーズを見ていきましょう。 “Do you have any ideas?”の略ですね。”Any ideas?”だけでも使えます。「何かアイディアはある?」ということですね。会話だとこのように”Do you have…”が省略されることが多いです。例えば、”Any plans for the weekend?”(週末の予定は?)や、先生が言いそうですが、”Any questions?”(何か質問はある?)などがありますね。 意味は「〜へ向かう」です。頭を向けるという感じですかね。もちろん代わりに”go to”とも言えるのですが、”head to”はより口語的です。また、ここでは”up”が間に入っていますが、地図上で北に向かうときは”up”、南に向かうときは”down”を使います。 何かを”聞いて”、「楽しそう」という意味です。他にも”That sounds good.”や”That sounds great.”などの表現がありますね。どちらも相手のアイディアなどに対して「いいね!」ということです。主語の”that”は省略もできます。 ちなみ何かを”見た”場合は、”That looks great!”のように”looks”を使います。 以上がビッグバンセオリーシーズン1エピソード1です。 あなたの感想をもしよろしければお聞かせください。↓↓↓
“Wait till…”
次はシャワーがうまく出せないのをレナードが直してあげたあとのシーンです。“Can I ask you a favor?“
“It’s okay if ~“
“probably“
“could have“
“neither do you“
“Why don’t you…?“
“~is on me“
それではいよいよ一番最後の場面です。車内でどのレストランに行こうか話し合っているシーンです。
“Any ideas?“
“head to“
“sounds like fun“
“Wait till you see this.”(見たら驚くぜ。)