[海外ドラマで英語学習] ビッグバンセオリー 1-1 Part3

[海外ドラマで英語学習] ビッグバンセオリー 1-1 Part1

2018.01.23

[海外ドラマで英語学習] ビッグバンセオリー 1-1 Part2

2018.02.17

それではビッグバンセオリーエピソード1の最後のパートです。


Third Scene

ハワードとラージがやってきます。

Howard

Wait till you see this.”(見たら驚くぜ。)

Raj

“It’s fantastic. Unbelievable.”(すごいよ。信じられないよ。)

Leonard
“See what?”(何が?)

Howard
 “It’s a Stephen Hawking lecture from MIT in 1974.” (1974年にMITで行われたスティーブン・ホーキングの講義の映像だ。)
  • Stephen Hawking = 世界的に有名な物理学者です。「博士と彼女のセオリー」という映画にもなっていますね。ビッグバンセオリーにはなんと本人が登場するのでお楽しみに!

Leonard
“This is not a good time.” (今はちょっとタイミングが良くないんだ。)

Howard
 “It’s before he became a creepy computer voice.”(変なコンピューターの声になる前のだぞ。)

  • creepy = 気味の悪い

YouTubeなどでスティーブン・ホーキングを見たことある方ならわかるかもしれませんが、彼は自分の声帯で声が出せないので代わりにコンピューターの声で会話をします。ハワードはそのコンピューターの声のモノマネをしてるのですが、似ていておもしろいです。ハワードは時折色々な人のモノマネをするのですがどれも似てて笑ってしまいます。これからもどんどん出てくるので楽しみにしててください!

✫Conversational Phrase

“Wait till…”

直訳すると「〜するまで待つ」ですが、会話のフレーズとしては「〜をお楽しみに、〜したら驚くよ」という意味で使われます。何か驚いたりワクワクするようなことがあって、相手にもそれをシェアするときなどに使われます。

e.g.(髪をばっさり切ったあとに)Wait till you see me! 「会うのお楽しみに!(見たらびっくりするよ!)」



次はシャワーがうまく出せないのをレナードが直してあげたあとのシーンです。

Penny
“Um, okay. Can I ask you a favor?(じゃあ、わかった。お願いしてもいい?)

Leonard
“A favour? Sure, you can ask me a favour, I would do you a favour for you.”(お願い?もちろん。お願いしてくれていいよ。お願い聞いてあげるよ。)

Penny
It’s okay if you say no.”(ノーって言ってもいいからね。)

Leonard
“Oh, I’ll probably say yes.”(多分イエスって言う。)

Penny
“It’s just not the kind of thing you ask a guy you’ve just met.”(会ったばかりの人にお願いするようなことじゃないの。)

Leonard
“Wow.”(ワオ。)

残念ながらレナードの期待するようなお願いではなかったですね(笑)

✫Conversational Phrase

“Can I ask you a favor?

とてもよく使われる表現でお願い事をする前置きとして使われます。”favor”とは「お願い事、頼み事」という意味です。”Can you do me a favor?”という表現も一緒に覚えておくといいですね。もっと丁寧にしたい場合、”May I ask you a favor?”などとも言えます。前回紹介した”mind if“と組み合わせるのもありですね。”Do you mind if I ask you a favor?”(前回の記事はコチラ)これに対する返事としては、レナードのように”Sure.”や他にも”Of course.”などが適切です。「えー、お願いにもよるかな」という場合は”It depends (on what it is).”と答えてもいいでしょう。

“It’s okay if ~

「〜しても良い」という表現です。もちろんペニーのように肯定文でも使えますが、質問文でも使えます。

e.g. Is it okay if I sit here? (ここに座ってもいいですか?)

“probably

知ってる方も多いとは思いますが、”probably”とは「おそらく、多分」という意味です。あえてピックアップしたのには理由があります。経験上、日本人学習者は「多分」と言いたいとき”Maybe.”を使う人がとても多いと思います。”Maybe.”は、ネイティブの人の場合、それが起こるか起きないか50/50(フィフティ・フィフティ)のときに使います。「わからない」と言ってるのとほとんど変わらないのです。一方で”probably”というのは70-80%くらい確かなときに使われます。ですので日本語で言う「多分」は”probably”が一番近いのかなと思います。


結局ペニーの”favor”とは元カレのところに行ってテレビを取ってきて欲しいというものでしたね。

次のシーンはそこに向かう車の中でのシーンです。

Sheldon
“Oh, right, yes, I could have stayed behind and watched Wolowitz try to hit on Penny in Russian, Arabic and Farsi. Why can’t she get her own TV.”そうだね、僕はアパートに残ってハワードがロシア語、アラビア語、ペルシア語でペニーを口説くの見ていることも出来たね。何でペニーは自分でテレビを取りに行かないの?)
  • stay behind = 居残る、いた場所に留まる(*leave someone behind = 〜を置いていく)
  • hit on = 〜を口説く、ナンパする

Leonard
“Come on, you know how it is with break-ups.”(考えてみなよ、破局がどんなのだかわかるだろ。)

Sheldon
“No I don’t. And neither do you.”(いいやわからないね。それに、君もわからないだろ。)

Leonard
“Wuh, I, I broke up with Joyce Kim.”(おいおい、僕はジョイス・キムと別れた経験があるよ。)

Sheldon
“You did not break up with Joyce Kim, she defected to North Korea.”(別れたんじゃないよ。彼女は北朝鮮に亡命したんだ。)
  • defect = 逃亡する、亡命する

✫Conversational Phrase

“could have

前回 “should have”を取り上げましたが、今回は”could have”が出てきました。”could have”は「〜してもよかった、もありえた(が実際にはしていない、起きていない)」という意味です。ここでもシェルドンは部屋に残ることもできたが実際にはレナードについてきた上でこの表現を使っていますね。

“neither do you

「君も〜していない」という表現です。”I don’t”に対して「君も〜ない」なのでここでは”neither do you”になっていますが、もし”I won’t”であれば”neither will you”、”I’m not” であれば”neither are you”のようにそれに合わせて変化します。似た表現で”Me, neither.”もありますが、この”neither + 助動詞 + 主語”の方がより口語的です。

肯定文の場合は”so”を使う

ここでは否定文でしたので”neither”が使われていますが、肯定文の場合”So do you.”のように”so”を使います。


次のシーンはテレビをもらうのに失敗して、レナードとシェルドンが部屋に戻ってきたところです。

Leonard
“No, it was a valid hypothesis.”(いや、それは妥当な仮説だよ。)

Sheldon
“That was a valid hypothesis? What is happening to you?”(妥当な仮説?君はどうしちまったんだ?)

Penny
“Really, thank you so much for going and trying you’re, uh, you’re so terrific. Why don’t you put some clothes on, I’ll get my purse and dinner is on me, okay?”(本当に、行ってくれてありがとう。あなたたちは最高。服を着ておいて。財布取ってくるから、夕飯はおごるわ。)

Leonard
“Really? Great.”(本当?いいね。)

✫Conversational Phrase

“Why don’t you…?

このフレーズは「〜したらどうですか?」など、基本的には相手に提案をするときに使われる表現です。ですが、今回みたいに命令とまではいきませんが、日本語では「〜して?、〜してもらっていい?」という、ちょっとした「お願い」のようにした方が自然な訳になることも多いです。ここで「服着たら?」だと少し違和感がありますよね。

似た表現で”Why don’t we…?“という表現もあります。こちらは「一緒に〜しませんか?」という相手を誘う表現です。

“~is on me

これは「おごるよ」という表現です。”It’s on me.“が基本ですが、”it”の代わりに”dinner”や”lunch”などのように具体的な名詞を入れても使えます。他にも、”It’s on the house.“という表現がありますが、これはお店側が使う表現で「お店が持ちますよ・サービスです・無料です」という意味です。



それではいよいよ一番最後の場面です。車内でどのレストランに行こうか話し合っているシーンです。

Penny
Any ideas Raj?”(何かある、ラージ?)

Howard
 “Turn left on Lake Street and head up to Colorado. I know a wonderful little sushi bar that has karaoke.”(レイクストリートを左に曲がってコロラドの方に向かってくれ。小さくてステキな寿司バーがあるんだ。カラオケ付きの。)

Penny
That sounds like fun.(それは楽しそう。)

Howard
 ♪”Baby, baby don’t get hooked on me. “(ベイビー、ベイビー、俺に惚れるなよ。)

Sheldon
“I don’t know what your odds are in the world as a whole, but as far as the population of this car goes, you’re a veritable Mack Daddy.(世界全体での君の”可能性”はわからないけど、この車内に限って言えば君は最高のモテ男だ。)
  • odds = 確率、可能性(ここではレナードがペニーと寝れる可能性ということ)
  • as far as ~ go(es) = 〜に限って言えば、〜に関しては
  • veritable = 本物の
  • Mack Daddy = 俗語で「いい男、すべてを手に入れた男」を指す

ハワードがちょっとかっこつけてるのがとても好きです。あと、ハワードの歌ってるのもおかしくて笑っちゃいます。このときペニーも笑ってラージの方を見るのですが、これは演技ではなくハワードがおもしろくてペニーも素で笑っちゃってるように見えます。そんな理由もあって僕はこのシーンがすごい好きです。

では最後のフレーズを見ていきましょう。

✫Conversational Phrase

“Any ideas?

“Do you have any ideas?”の略ですね。”Any ideas?”だけでも使えます。「何かアイディアはある?」ということですね。会話だとこのように”Do you have…”が省略されることが多いです。例えば、”Any plans for the weekend?”(週末の予定は?)や、先生が言いそうですが、”Any questions?”(何か質問はある?)などがありますね。

“head to

意味は「〜へ向かう」です。頭を向けるという感じですかね。もちろん代わりに”go to”とも言えるのですが、”head to”はより口語的です。また、ここでは”up”が間に入っていますが、地図上で北に向かうときは”up”、南に向かうときは”down”を使います。

“sounds like fun

何かを”聞いて”、「楽しそう」という意味です。他にも”That sounds good.”や”That sounds great.”などの表現がありますね。どちらも相手のアイディアなどに対して「いいね!」ということです。主語の”that”は省略もできます。

ちなみ何かを”見た”場合は、”That looks great!”のように”looks”を使います。


以上がビッグバンセオリーシーズン1エピソード1です。

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