大人気コメディードラマ、ビッグバンセオリーの解説記事です。
ビッグバンセオリーの記事では特に日常で使える会話表現を中心に解説していきます。
日本語訳は字幕でも確認できますが、字幕には文字数の制限があるため大部分が削られて意訳されることも多々あります。そこで、ここではできるだけく細かいところまで訳した日本語訳を載せていきます。英語学習にぜひお役立てください。
全ての海外ドラマに言えることだと思いますが、全てを理解しようとせず、わかるところを理解して楽しむ姿勢が大切です。特にビッグバンセオリーは専門用語や難しい言い回し(特にシェルドン)がよく使われますが、それがわからなくても楽しめるようになっています。難しいところは気にせず、まずはどんどん楽しんでいきましょう。
引用の中では会話表現をブルー。少しレベルの高い語句をグリーンで表記しています。
First Scene
ここの冒頭では二重スリット実験について話していますが、ここはシェルドンの言ってることを完璧に理解しなくて良いと思います。僕も日本語にはしましたが、この実験は正直よくわかりません。 それでは覚えておくと役に立つフレーズを見ていきます。 “agree”の過去形の形ですが、「賛成。」とか「そうだね。」という意味で使われます。このビッグバンセオリーでもよく使われますし、他の海外ドラマや映画でもよく使われています。 こちらもよく使われるフレーズです。ここでの”point”は「主旨」や「要点」ということです。直訳すると「あなたの主旨は何?」ですが、日本語っぽくするなら「つまり何?」や「何が言いたいの?」ということになります。”What’s your point?” と言われた時の返しとして一般的に使われるのは“My point is…”です。「つまり…」や「ようするに…」というような意味です。しかしここではシェルドンは“There’s no point.“と言っていますね。別に要点などなく、Tシャツのデザインになるかもと思ったと言っていますね。そう聞くとどんなTシャツになるのかちょっと見てみたいですけど。Tシャツの話が出てきたのでついでに話しますと、シェルドンが着ているTシャツはいつもユニークなものが多くておもしろいです。ほとんどはアメコミのスーパーヒーローのもので、ここでも彼のヲタクさを伺えます。 次のシーンは2人が部屋に入って受付の女性と話をするシーンです。2人が何をしにここにやってきたかわかるシーンでもありますね。 受付の人のやっているクロスワードをすぐに全部解いてしまうレナード。彼の頭の良さが伺えますね。その後の部分から引用・解説していきます。 受付の女性もなかなか良いキャラをしていますね。IQが高い人用の精子バンクなんて実在するんですかね。(笑) それではまた重要フレーズを見ていきます。 – よく使われる表現ですね。特に店員さんや従業員が使うイメージです。直訳は「お手伝いできることはありますか?」ですが状況によっては「何かお探しですか?、いらっしゃいませ、ご用件は何ですか?」などがしっくりくるとときもあると思います。 – 「すぐに戻ります。」といういうような意味です。ここではレナードとシェルドンの2人なのでWeになっていますが、1人であれば”I’ll be right back.”が自然ですね。また、ターミネーターの”I’ll be back.”という有名なセリフはこれとほぼ同じ表現ですね。”right”をつけることによって「すぐに」という意味が強調されます。また”We’ll”や”I’ll”を省略してしまって”Be right back.”とも言えます。これはかなり口語的な表現ですね。 – 文字通りだと「時間をとって」という感じですが、「どうぞごゆっくり」という意味で使われます。 そしてシェルドンの気が変わってしまいます。個人的には好きなシーンです。 – これはかなり頻繁に使われる表現ですね。「冗談でしょ?」というような意味です。”kid”という動詞が「からかう、冗談を言う」という意味なんですね。なので他にも”Are you kidding me?”という言い方がありますが、直訳すると「私をからかっているの?」ということです。他にも似た表現で、”You’re kidding.”, “You must be kidding.”, “No kidding.”などがありますね。どれもよく使われる表現なので覚えておいて損はないです! -「もし〜だったら(どうする)?」という意味の表現です。 -ここが”I don’t”ではなく”I wouldn’t”なのは仮定法だからです。”If I were her, I wouldn’t love him (the baby).”ということですね。「僕だったら(そんな子ども)愛せないね。」ということですね。 以上がエピソード1のパート1です。 著作権について このブログで引用している、アメリカTVドラマ「ビッグバンセオリー」の英語版スクリプト(台本)および画像の著作権は、その制作者に属します。このブログでは、英語学習を目的として、セリフを引用させていただいています。引用部分は文中では太文字・イタリック体で表示し、さらにクォーテーションマークでくくり明確に区別しています。 This blog is not affiliated with CBS, Chuck Lorre Productions or Warner Bros. This blog does not hold copyright over material or images from The Big Bang Theory TV show. Such material is used only when it has been released by CBS or Warner Bros. for the purposes of promoting the show and learning English. Every quotation from the show is boldfaced, italicized, and enclosed with quotation marks. “Agreed.”
“What’s your point?”
“Can I help you?”
“We’ll be right back”
“Take your time.”
“Are you kidding?”
“What if…?”
“I wouldn’t”