ビッグバンセオリーS1EP1のPart2です。
Part1はこちら
病院から帰ってきて階段を上っているシーンから始まります。
Second Scene
“I don’t care.”って言いながらまんまとレナードは気にしてしまっているのがおもしろいですね。 それでは重要フレーズを見ていきましょう。 “mad”は日本語でいう「怒っている」で、”angry”よりも口語的です。ただしBritish Englishだと”crazy”(狂っている)に近い意味になります。 “(be) mad about ~”で「〜について怒っている」となります。怒っている対象が人の場合”mad at/with”という形になります。 かなり使える表現です。「そうでもない、別に」という意味です。文章にすると”I don’t really want to (hear it).”です。 この”really”の位置は重要で、例えば(A)”I don’t really like dogs.”と(B)”I really don’t like dogs.”の違いは何でしょう?(A)の場合、「犬はそんなに好きじゃないんだ。」です。一方で(B)だと「本当に犬は好きじゃないんだ。」となります。(B)の方がよっぽど好きじゃなさそうですよね。 ここで引っ越してきた新しい隣人のペニーに二人が出会います。 すごい面白いシーンですが、最初の”Hi”を連呼するシーンは割愛します(笑)。 “mean to ~”で「〜するつもりだ」という意味です。ここでは否定形で使われているので「〜するつもりはない」となります。”mean“にはたくさんの使い方があります。その例が出てきたタイミングで解説していきたいと思います。 ではまた”Hi”の連呼は飛ばしますね(笑)。 ペニーと別れたあとのシーンです。 “should have ~”は「すべきだった(実際にはしていない)」という意味で使われます。”have”の後ろは動詞の過去分詞の形です。ここでは”invite”なので”invited”になっていますね。実際にしてないというのがポイントです。”should”など可能性を表す助動詞を過去形にしたいと思ったら、”have”をつけることで過去の意味になります。 次は主題歌が入ったあとのシーンです。 これはもう決まり文句です。誰かを家に招いたときに必ずと言っていいほどよく使われる表現です。「どうそごゆっくり、くつろいでください」くらいの意味です。 基本的には「〜のように見える」という意味です。ただ必ずしも視覚的にそう見えるというわけではなく、「(場面や状況から判断して)〜みたい」という意味でも使えます。例えば、待っても待っても待ち合わせしてる人が来ない、そんなときに一言。“It looks like she’s not coming.”(どうやら来なそうだね。)と言えますね。 これはとても便利な言葉です。stuffとは「もの・こと」を漠然と指す言葉です。例文をいくつか書きますね。 “I have a lot of stuff in my backpack.”(リュックにたくさん物が入ってるんだ。) “Get your stuff. We’re leaving.”(自分の荷物持って。行くよ。) なんとなく雰囲気をつかんでいただけたでしょうか?お気づきかもしれませんが、”stuff”は不可算名詞なので冠詞の”a”をつけたり複数の”-s”をつけたりしません。 ちなみに似ている”staff”(スタッフ)は全く違う語なので気をつけてください。 「実はね」など相手の想定や前提を覆すとき、前置きとして使われる表現です。ここでもペニーがレナードのだと思っていた計算式をシェルドンが「いやいや、それは僕のだ」と正す前置きとして使われていますね。似た表現で”in fact”もありますが、”actually”の方がより口語的です。 そこでレナードが嫉妬して自分のホワイトボードを自慢します。シェルドンに馬鹿にされるのですが。 「すごい!」や「ぶっ飛んでる!」など驚きを表す表現です。まあきれいな言葉ではないですがそこまで汚い言葉ではないです。ビッグバンセオリーではこれくらいの言葉ならよく使われていますがcurse wordsとかswear wordsと呼ばれる汚い言葉はそこまで出てきません。F***に関しては皆無です。特にペニーはこの手の言葉をものすごいクリエイティブに使っているので例が出てきたらその都度紹介していきますね。 「BでAを意味する」という意味です。”mean”と”by”はよく位置が入れ替わります。これは例を見たほうが手っ取り早いですね。 – What do you mean by “She’s taken”? (「彼女は取られてる」ってどういう意味?) – By “She’s taken”, I mean she has a boyfriend. (「彼女は取られてる」っていうのは彼女には彼氏がいるってこと。) 他のエピソードで出てきますが”What do you mean by that?“という便利な表現があります。相手の言ったことに対していまいち理解できなかったときに「それってどういう意味?」として使えます。 ではこのあとのシーンです。 「〜してもいいですか?」という意味で、何かの許可を得るときに使える非常に便利な表現です。”mind if“を使うと”Can I ~?”などよりも丁寧な言い方になります。”mind if“のあとに主語(I)+動詞(start)をつづけます。ちなみに”Do”の代わりに”Would”を使うとより丁寧になります。ただしこの場合”if”のあとの動詞を過去形にすることを忘れないでください。”Would you mind if I started?” “Here we go.”にはたくさん使い方がありますが、ここでは「またかよ、始まった」というような意味で使われています。ここではこのあとにどうしてそこの席が良いのかシェルドンがつらつらと説明し始めます。そこのとこは割愛します(笑)。 特にビッグバンセオリーではシェルドンの変なこだわりなどに対して説明が始まると周りの人が”Here we go.”(また始まったよ)と言っています。まあ特に言うのは飽き飽きしてるレナードですね。(笑) Part 2はここまでです。次のパートではいよいよハワードとラージの登場です!
“(be) mad about”
“Not really.”
“(don’t)mean to ~”
“should have ~”
“make yourself at home”
“look like”
“stuff”
“actually”
“holy smokes”
“mean A by B”
“mind if”
“Here we go.”