[海外ドラマで英語学習] ビッグバンセオリー 1-1 Part2

ビッグバンセオリーS1EP1のPart2です。

Part1はこちら

[海外ドラマで英語学習] ビッグバンセオリー 1-1 Part1

2018.01.23

 

病院から帰ってきて階段を上っているシーンから始まります。

Second Scene

Sheldon
“Are you still mad about the sperm bank?” (まだ精子バンクについて怒ってる?)

Leonard
“No.”(怒ってないよ。)

Sheldon
“You want to hear an interesting thing about stairs?” (階段について面白い話聞きたい?)

Leonard
Not really. (そうでもない。)

Sheldon
“If the height of a single step is off by as little as two millimeters, most people will trip.” (もし階段の高さが2ミリほどずれているとほとんどの人はつまずいてしまうんだよ。)

  • (be) off by ~ = 〜ずれている(長さや幅など)
  • trip = つまずく、転ぶ

Leonard
“I don’t care. Two millimeters? That doesn’t seem right.” (どうでもいいわ。2ミリ?そうは思えないな。)

“I don’t care.”って言いながらまんまとレナードは気にしてしまっているのがおもしろいですね。

 

それでは重要フレーズを見ていきましょう。

✫Conversational Phrases

“(be) mad about”

“mad”は日本語でいう「怒っている」で、”angry”よりも口語的です。ただしBritish Englishだと”crazy”(狂っている)に近い意味になります。

“(be) mad about ~”で「〜について怒っている」となります。怒っている対象が人の場合”mad at/with”という形になります。

“Not really.”

かなり使える表現です。「そうでもない、別に」という意味です。文章にすると”I don’t really want to (hear it).”です。

この”really”の位置は重要で、例えば(A)”I don’t really like dogs.”と(B)”I really don’t like dogs.”の違いは何でしょう?(A)の場合、「犬はそんなに好きじゃないんだ。」です。一方で(B)だと「本当に犬は好きじゃないんだ。」となります。(B)の方がよっぽど好きじゃなさそうですよね。


ここで引っ越してきた新しい隣人のペニーに二人が出会います。

すごい面白いシーンですが、最初の”Hi”を連呼するシーンは割愛します(笑)。

Leonard
 “We don’t mean to interrupt, we live across the hall.” 邪魔するつもりはなかったんです。僕たちは向かいに住んでまして。)

Penny
“Oh, that’s nice.”(あら、ステキね。)

Leonard
 “Oh… uh… no… we don’t live together… um… we live together but in separate, heterosexual bedrooms.” (あ、いや、その、一緒に住んでるんではなくて、いや、一緒に住んでいるけど異性愛者として別々の部屋で。)
  • heterosexual – 異性愛者の(homosexual[同性愛者]の対義語です)

 

✫Conversational Phrase

“(don’t)mean to ~”

“mean to ~”で「〜するつもりだ」という意味です。ここでは否定形で使われているので「〜するつもりはない」となります。”mean“にはたくさんの使い方があります。その例が出てきたタイミングで解説していきたいと思います。

ではまた”Hi”の連呼は飛ばしますね(笑)。

ペニーと別れたあとのシーンです。

Leonard
 Should we have invited her for lunch?” (ランチに誘うべきだったかな?)

Sheldon
“No. We’re going to start Season Two of Battlestar Galactica.”(いいや。バトルスター・ギャラクティカのシーズン2を見るんだ。)

Leonard
“We already watched the Season Two DVDs.”(もうシーズン2のDVD見ただろ。)

Sheldon
“Not with commentary.”(解説付きはまだだ。)
  • commentary = 解説、注釈

 

✫Conversational Phrase

“should have ~”

“should have ~”は「すべきだった(実際にはしていない)」という意味で使われます。”have”の後ろは動詞の過去分詞の形です。ここでは”invite”なので”invited”になっていますね。実際にしてないというのがポイントです。”should”など可能性を表す助動詞を過去形にしたいと思ったら、”have”をつけることで過去の意味になります。

  • should = すべき should have = すべきだった
  • could = ありえる could have = ありえた
  • would = するだろう would have = しただろう
  • must = するに違いない must have = したに違いない

次は主題歌が入ったあとのシーンです。

Leonard
“Okay, well, make yourself at home.”(じゃあ、ゆっくりしてね。)

Penny
 “Okay, thank you.”(わかった。ありがとう。)

Leonard
“You’re very welcome.”(どういたしまして。)

Penny
 “This looks like some serious stuff, Leonard, did you do this?”(なんだかすごく難しそうね。レナードがやったの?)

Sheldon
Actually that’s my work.”(いやそれは僕のだよ。)

 

✫Conversational Phrases

“make yourself at home”

これはもう決まり文句です。誰かを家に招いたときに必ずと言っていいほどよく使われる表現です。「どうそごゆっくり、くつろいでください」くらいの意味です。

“look like”

基本的には「〜のように見える」という意味です。ただ必ずしも視覚的にそう見えるというわけではなく、「(場面や状況から判断して)〜みたい」という意味でも使えます。例えば、待っても待っても待ち合わせしてる人が来ない、そんなときに一言。“It looks like she’s not coming.”(どうやら来なそうだね。)と言えますね。

“stuff”

これはとても便利な言葉です。stuffとは「もの・こと」を漠然と指す言葉です。例文をいくつか書きますね。

“I have a lot of stuff in my backpack.”(リュックにたくさん物が入ってるんだ。)

“Get your stuff. We’re leaving.”(自分の荷物持って。行くよ。)

なんとなく雰囲気をつかんでいただけたでしょうか?お気づきかもしれませんが、”stuff”は不可算名詞なので冠詞の”a”をつけたり複数の”-s”をつけたりしません。

ちなみに似ている”staff”(スタッフ)は全く違う語なので気をつけてください。

“actually”

「実はね」など相手の想定や前提を覆すとき、前置きとして使われる表現です。ここでもペニーがレナードのだと思っていた計算式をシェルドンが「いやいや、それは僕のだ」と正す前置きとして使われていますね。似た表現で”in fact”もありますが、”actually”の方がより口語的です。


 そこでレナードが嫉妬して自分のホワイトボードを自慢します。シェルドンに馬鹿にされるのですが。

Leonard
I have a board. If you like boards, this is my board.“(僕のボードもあるよ。ボードが好きならさ、これが僕のボード。)

Penny
Holy smokes.”(ぶっ飛んでる!)

Sheldon
If by holy smokes you mean a derivative restatement of the kind of stuff you can find scribbled on the wall of any men’s room at MIT, sure.”(MIT[マサチューセッツ工科大学]のどの男子トイレの壁にも落書きされていそうな独創性のない誰かの真似ごとが「ぶっ飛んでる」って言うなら、その通りだ。)
  • derivative = オリジナルではなく何かのコピーの
  • restatement = 再主張(誰かの主張を再び主張すること)
  • stuff = 上で紹介しているのでご覧ください!
  • scribble = 殴り書きする、落書きする

 

✫Conversational Phrases

“holy smokes”

「すごい!」や「ぶっ飛んでる!」など驚きを表す表現です。まあきれいな言葉ではないですがそこまで汚い言葉ではないです。ビッグバンセオリーではこれくらいの言葉ならよく使われていますがcurse wordsとかswear wordsと呼ばれる汚い言葉はそこまで出てきません。F***に関しては皆無です。特にペニーはこの手の言葉をものすごいクリエイティブに使っているので例が出てきたらその都度紹介していきますね。

“mean A by B”

「BでAを意味する」という意味です。”mean”と”by”はよく位置が入れ替わります。これは例を見たほうが手っ取り早いですね。

– What do you mean by “She’s taken”? (「彼女は取られてる」ってどういう意味?)

By “She’s taken”, I mean she has a boyfriend. (「彼女は取られてる」っていうのは彼女には彼氏がいるってこと。)

他のエピソードで出てきますが”What do you mean by that?“という便利な表現があります。相手の言ったことに対していまいち理解できなかったときに「それってどういう意味?」として使えます。


ではこのあとのシーンです。

Penny
Uh, do you guys mind if I start?”(食べ始めてても良い?)

Sheldon
Um, Penny, that’s where I sit.(ペニー、そこは僕が座るとこだ。)

Penny
So, sit next to me. “(じゃあ私の隣に座って。)

Sheldon
No, I sit there.(いいや僕はそこに座るんだ。)

Penny
What’s the difference?”(何が違うの?)

Sheldon
What’s the difference?(何が違うかって?)

Leonard
Here we go.“(始まった。)

✫Conversational Phrases

“mind if”

「〜してもいいですか?」という意味で、何かの許可を得るときに使える非常に便利な表現です。”mind if“を使うと”Can I ~?”などよりも丁寧な言い方になります。”mind if“のあとに主語(I)+動詞(start)をつづけます。ちなみに”Do”の代わりに”Would”を使うとより丁寧になります。ただしこの場合”if”のあとの動詞を過去形にすることを忘れないでください。”Would you mind if I started?”

“Here we go.”

“Here we go.”にはたくさん使い方がありますが、ここでは「またかよ、始まった」というような意味で使われています。ここではこのあとにどうしてそこの席が良いのかシェルドンがつらつらと説明し始めます。そこのとこは割愛します(笑)。

特にビッグバンセオリーではシェルドンの変なこだわりなどに対して説明が始まると周りの人が”Here we go.”(また始まったよ)と言っています。まあ特に言うのは飽き飽きしてるレナードですね。(笑)

Part 2はここまでです。次のパートではいよいよハワードとラージの登場です!

[海外ドラマで英語学習] ビッグバンセオリー 1-1 Part1

2018.01.23

[海外ドラマで英語学習] ビッグバンセオリー 1-1 Part3

2018.02.26
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