次に何語を学べばいい?第二外国語の選び方

こんにちは!

学習する外国語を選ぶ基準についてお話したいと思います。

外国語を学ぶ理由

まずはじめに、あなたの外国語を学ぶ理由は何ですか?

大学生であれば

  • 必修科目だから
  • 第二外国語で選択しなければいけないから
  • 就活で必要だから
  • 留学したいから

などなどがありますね。

社会人の方ならどうでしょうか?

  • 昇給があるから
  • 海外部署に行きたいから
  • 転職したいから
  • 仕事で使用するから
  • 外国語に興味があるから

といったところでしょうか?

 

例の中で太文字&下線の選択肢には共通点があります。

それは一体何でしょう?

 

正解は学ぶ外国語を自分で選べるという点です。

例えば、大学の必修科目(大抵は英語だと思います)だったり、仕事で使用したりする場合、学習する外国語は最初から決まっていますよね。

一方で第二外国語として選ばなければいけない、もしくは興味があって自分で学びたいという場合、選ぶのは自分なわけです。

ここでは、学ぶ外国語を自分で選べるというのを前提にお話していきますね。

 

外国語を選ぶ基準

それでは次に外国語を選ぶ基準についてお話していきます。

もし、あなたがこれから学習する外国語を選ぶとした場合、何を基準に選びますか?(ここでは英語以外を想定しています。)

ざっくり分けると以下の3つにおさまるのではないでしょうか?

 

  1. 簡単そう(日本語と似てそう)
  2. 話してる・学習してる人が多そう(つまりコミュニケーションや仕事で役立ちそう)
  3. 面白そう・なんか興味をそそられる

 

恐らくこの中だと2つ目の基準で選ぶのが妥当ですし、真面目な方ほど2つ目の基準で考えると思います。

ネットでも「ちゃんと将来使うことを考えて選びなさい」という主旨のことをブログなど書いている方が多いです。

それはそれでごもっともだと思います。

ですが、僕がオススメする選び方は3つ目の基準です。

正直3つ目の基準は不真面目かもしれません。「おもしろそうなんて軽い理由で選ぶべきではない」という方ももちろん多いと思います。

しかし、僕がなぜこの基準をおすすめするのかという理由は極めて明確です。

以下でその理由を説明します。

 

外国語は興味で選ぶ

僕が上にあげた基準のうち、興味に基いて選ぶというのをオススメする理由は以下の通りです。

  1. 学習が長続きする
  2. 自主的に学べる
  3. 楽しみながら学習できる

 

学習が長続きする

自分の興味や「面白そう」という基準で選ぶと学習は長続きします。

これが「たくさんの人が話しているから」や「役立ちそう」という理由で選ぶと長続きしません。なぜならこの基準で選ぶということは、その言語自体には興味がないと言っているのと同じだからです。語学はその言語に興味がなければ長続きしません。

あなたはどんなことを続けていますか?それはスポーツですか?読書ですか?音楽鑑賞ですか?楽器ですか?スマホのゲームですか?考えれば色々と出てくると思いますが、それを続けているのは「役立つから」ですか?そうではないはずです。それ自体がおもしろいから、楽しいからです。

その言語を学んでいて楽しいなと思える言語を選びましょう。興味をそそられるポイントはなんでも良いのです。スペイン語を聞いて「あんな風に巻き舌を使って早口で喋ってみたい」や、アラビア文字(العربية)を見て「いやー全く解読不可能だけどこれ読めるようになってみたいな」とか、「イケアで見るあれ、(sängkläder)スウェーデン語か。気になるな。」とかでいいんです。

僕なんかは、キリル文字を見てロシア語に惹かれましたし(Pусский язык)。ちなみにこれでロシア語という意味です。ルースキーヤズィークと発音します。今ではမြန်မာဘာသာစကား この言語に興味があります。ご存知ですか?これはビルマ語です。ミャンマーで話されている言語です。話す予定も、今のところ旅行で行く予定もないですが、この文字、えげつないですよね。そんなところに惹かれます。あとはノルウェー語かデンマーク語が今学んでみたいな〜と思っています。どうしてかというと、あの”o”にスラッシュ入ってる文字(ø)とか発音記号でしか見ない(æ)とかがかっこいいからです。こういった理由の方が学習は絶対に長続きします。

自主的に学べる

これは1つ目の理由と似ているのですが、まず自分がなんらかの理由で惹かれた言語というのは、学習するときにやらされてる感が全くありません。自主的、つまり能動的に学べるのです。自分で興味があって選んだので、学習自体が楽しくなります。興味で選ぶと、頑張らなくていいんです。「勉強したいから早く帰ろう」とか、「おし、早く仕事終わらせてカフェによって勉強しよう」と前向きに学べるようになります。

それが「役立つ」という理由で選んだ場合、「これは仕事にも役立つし勉強頑張ろう」、「あー、◯◯語勉強しないと」となってしまうのです。これでは楽しめません。楽しめなければ自主的に学ばなくなります。そして最終的には長続きしなくなってしまうのです。

楽しみながら学習できる

最後の理由ですが、もう何度も出てきていますね。そうです、あなたがおもしろそうだなという理由で選ぶと、語学は楽しくなります。まさに”語楽“です。言語学習はとにかく楽しむことが大切です。それを念頭に置きましょう。

モチベーションには2種類あります。Extrinsic motivation とIntrinsic motivationです。”Extrinsic”なので「外側からの」ということです。つまり子どもに勉強させたい親が「勉強したら、〜買ってあげるよ。」というのがこれの例です。これは一時的にはもちろん効果はありますが長続きはしません。一方で”Intrinsic”とは「内側からの」なので、それをすること自体が楽しくてやりたくなるということです。語学にはこの種類のモチベーションが必要です。あなたはもうお気づきかもしれまんせが、「役立つから」で言語を選ぶと、その言語はある意味でExtrinsic Motivationで勉強することになるということです。何かのために、楽しくないけど頑張って学習することになってしまいます。それでは長続きするはずがないですよね。

もし学ぶ外国語に迷ったら、世界中にどんな言語があるのか見てみて、あなたが「おもしろそう!」というのを見つけてみましょう。選ぶ際にはこんな本もおすすめです。

 

あなたが心から楽しめる外国語を見つけて、楽しく学習していくことを願っています!

 

あなたは今何語を学んでいますか?ぜひコメント欄↓↓↓で何語を学んでいるのか教えてください!!

ライザップイングリッシュ


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