仏検2級二次試験対策: 合格する方法

こんにちは!

前回は仏検2級の二次試験に落ちる方法を紹介したので今回は僕が合格した方法についてご紹介したいと思います。

仏検2級二次試験対策:落ちる方法 (え。笑)

2018.03.02

仏検二次試験: 事前準備

それではまず前回同様、事前にどのような準備をしたのかご紹介します。

1.教本

一次試験のときはしっかり取り組んでいた教本を前回は二次試験の対策でほとんど使用しませんでした。

前回の反省を生かし、今回はひとまず教本に載っている面接で聞かれそうな質問に片っ端から自分の答えを用意していきました。

僕が一次試験も二次試験も乗り越えた教本はコチラです。

この教本で用意されていた質問とそれに対する自分の答えを単語を調べたりしながらノートに書きました。

2.HelloTalkの有効活用

独学で学習しているため僕には”先生”がいませんでした。

先生がいないと自分が用意した答えが間違っているのかどうかわかりません。

それを解決してくれたのがこのHelloTalkというアプリです。

 

いわゆるツイッターのつぶやきみたいな機能があるので、そこで僕は自分のフランス語を直してもらえないか呼びかけました。

するとかならず何人かはコメントし、直してくれる人がいます。こちらがその例です。

これは本当に助かりました。

 

今回僕が取り組んだのは主にこの2つです。

 

仏検二次試験:当日

では当日の面接内容を覚えている範囲で紹介しますね。

今回も試験会場はアテネ・フランセでした。

まず水道橋に到着し、半年振りだったせいか「あれ、どっちだ?」となってしまったのでGoogle Mapで場所を確認しながら向かいました。

「そうそうこの坂、、、」

到着して受付も終わり、教室の前で少し待った後、自分の番がやってきました。

今回もフランス人女性と日本人男性のペア。

教室に入り、とりあえずボンジュール。男女ペアだったので覚えておいたMessieudamesも付け加えました。

自己紹介するように言われるつもりがまた”Comment vous appelez-vous?”だけだった。名前だけ?と思いつつもそのまま自己紹介しちゃえーと思い、”Je m’appelle ~, j’habite à Utsunomiya. 今回はちゃんと説明するつもりで来たので、”Utsunomiya est à environ 2 heures en voiture au nord de Tokyo. 宇都宮は東京から北に車でだいたい2時間ですよ〜。でも今日は電車できました〜。

そしたらムシューから質問。聞き取れず、「ん・・・」。すると言い直してくれて、電車で何したの?という質問でした。

あーおけおけ!”J’ai lu des livres et, bien sûr, j’ai étudié le français.”(本を読んで、それからもちろんフランス語の勉強しました。)と答えたら笑ってました。

次の質問も電車で何するの?って質問だったので、あれ?と思いながら「読書とフランス語の勉強・・・。」と答えたら、”d’habitude”と言われ、あー!普段ね!ってことで普段も読書してますと答えました。すると恐れていた質問が。

「何の本?」答えたくないけど、前回用意してたので一応”auto-développement…”(自己啓発)と答えたが、微妙な反応。伝わってないのかな〜と思い、仕方なく”pour développer…mon skill?”

やってしまいました。”skill”はもちろん英語です。フランス語だと”abilité”。まるで絶対に犯してはいけないことをしてしまったかのような沈黙がありました。英語使っただけで不合格なんてことないよね。。。祈りつつ「お願い、もう次の質問行って!」と心の中で叫びました。

次の質問はマダムからでしたが、やっぱり聞き取れない。。。

パルドンしたら”travail”が聞き取れました。あ、仕事ね。これならある程度話せる!

“Je travaille dans une université. Là, j’enseigne l’anglais.”(大学で英語教えてますよ〜。)

へーみたいな反応。すかさず、”J’ai 10 classes à semaine.”(週10クラス教えてます。)(本当はpar semaineと言うべきところ。。。)

すると”étudiant”は何人くらいか聞かれました。30人くらいだけど、軽くテンパってたので30の言い方が瞬時に出てこなかったので、20にしようと思い言ったのが”vingt-dix”。うん、造語です。

すると”vingt?”と聞かれ、間違いに気づき”Oui!Vingt!”と答えました。

すると、お~丁度良い人数だねぇ〜みたいな話を面接官同士でしてました。

で、次の質問も案の定聞き取れず、パルドンしたら、フランス語は教えないの?みたいな質問だと理解して、うーん”Je voudrais…”(教えてみたいけど、、、)”Mais mon français n’est pas… spéciale, encore.”(まだそんなに上手じゃないからねえ〜。)。何も思いつかなくて”spéciale”を使いましたが、普通に”bien”でもよかったと後悔。

最後は何でフランス語勉強してるの?という質問。これも準備してました!

まずは、”J’aime apprendre les langues étrangères.”(語学が好きなんです。)

それから”En particulière je pense que le son de français est beau.”(特にフランス語の音はキレイだと思います〜。)

へえ〜みたいな反応。でもちょっと嬉しそうでした。”Comme la musique.”(音楽みたいにね!)と付け足しました。

あ、それと、”Quand j’étais un étudiant universitaire, j’ai dû choisir une langue étrangère. Et tous les professeurs de langues étrangères ont présenté les classes. Le professeur de français étais très agréable et sympathique. Donc j’ai choisi le français. (大学生の時に外国語を一つ選ばなければいけなくて、外国語の先生たちがそれぞれの言語をプレゼンしました。そのときフランス語の先生は面白そうで愛嬌のある感じでした。なのでフランス語を選びました。)

これはまあまあ良かったんじゃないかなと思いました。それなりに長い文ですし、半過去も使えたので。

ここでタイミング良く終わりになりました。

最後ボンジョルネ〜と言って退室しました。

仏検二次試験:合格したカギとは?

では最後に合格した理由を考察していきたいと思います。

前回はうまくできなかったが今回できたものが以下の2つにまとめられると思います。

1.できるだけ長く答える

前回はOuiだけで終わってしまう答えがとても多かったのに比べ、今回はできるだけ長く答えることを意識しました。しかし正直今回は面接官の方もある意味、上手だったのではないかなと思います。なんと言いますか、用意されている質問ではなく僕の答えに対して突っ込んでくる質問も相手が話しやすい質問をしてくれたように感じます。

しかし、面接試験の結果を面接官に委ねてはだめですね。ポイントはうまいこと自分が話しやすい方へ会話の内容を持っていくことだと思います。自分が話しやすいトピックを長々と話していると用意されている(ちょっと難しい?)質問に答えなくて済むと思います。

つまりまとめると準備としては幅広いことを短く答えられるようになるより、自分の話やすいトピックを少なくとも3つくらい用意し、それを長く答えられるように準備しておくといいと思います。

2.少し難しい時制などの使用

これで加点があったのかは正直わかりませんが、今回は半過去や条件法のvoudraisを使うことができました。事前準備で答えを考えるときに自然と半過去や複合過去を使えるようにしておくと良いと思います。今回は込み入った質問はされず長々と答えやすい質問をいくつか答えられたので将来に関する質問はされませんでした(たまたま用意されていなかったのかもしれませんが)。ですので、未来形を使う必要がなくて個人的にはよかったのですが、教本にもあったので未来形を使って話せる用意もしておくと完璧だと思います。

 

以上の2つが今回の面接で合格になった要因なのではないかなーと思います。

前回同様、リスニングは本当にひどく、全ての質問を聞き直したんじゃないかという感じですが、それでも合格することができました。聞き直して答えられれば問題ないということですね。ただし、リスニングを強化しておくことは本当におすすめします。リスニングについてはこちらを参考にしてみてください。

[英語・外国語] リスニングについて知っておくべき基礎知識

2018.02.16

[英語・外国語] リスニングを鍛えるディクテーション: 具体的な方法

2018.02.21

 

次は仏検準1級!受験するかすらまだ迷っていますが・・・。

それでは!

ライザップイングリッシュ


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